電力会社はたくさんあり、料金プランも複雑で比較が難しいですよね。電気料金は使用電気量や居住エリア、燃料費の価格によって異なります。2022年9月現在のように燃料価格の高騰時は、燃料費調整額に注目しながらプランを選択することも重要です。この記事では、東京電力エリアで乗り換えが可能な料金が安い電力会社を紹介しています。
夫婦2人世帯で安いのは?
東京都環境局によれば、東京都で2人暮らし(賃貸住宅)の年間平均電気使用量は272kwhとされています。これをもとに、30Aで契約した場合に電気料金が安い電力会社を紹介します。
参照:東京都環境局「東京都家庭のエネルギー消費動向調査(H26)」
ドコモ電気 全国対応
推定月平均金額は9602円です。燃料費調整額に上限があるため燃料価格高騰時でも安心です。燃料価格高騰時は他と比べて安いのですが、通常時は大手電力と同じくらいの金額です。ただ、ポイント還元がたくさんあるので大手電力よりお得といえるでしょう。初期費用、解約金がかからないのも良い点です。プランとしては、ドコモ回線契約のある方向けの「Basic回線契約あり」が特にお得です。電気料金に応じてポイントが還元されます。現在、新規加入でdポイントが2000P付与されるキャンペーンを実施中です。
東京電力
燃料価格が高騰している現在は、「アクアエナジー100」へのプランの乗り換えで安くなる場合があります。このプランには燃料費調整がないので、燃料価格高騰時には相対的に安くなります。燃料価格の高騰が落ち着くと割高になる恐れがあるので、燃料費調整単価を毎月チェックできる方にはオススメです。こちらのプランではCO2排出量ゼロの水力発電100%の電気が供給されています。エコな電力を使いたい方には特にオススメです。
家族4人世帯で安いのは?
東京都環境局によれば、東京都で4人暮らし(戸建住宅)の年間平均電気使用量は436kwhとされています。これをもとに、50Aで契約した場合に電気料金が安い電力会社を紹介します。
参照:東京都環境局「東京都家庭のエネルギー消費動向調査(H26)」
ドコモ電気 全国対応
推定月平均料金が14,700円ほどです。燃料費調整額に上限があるため燃料価格高騰時でも安心です。燃料価格高騰時は他と比べて安いですが、通常時は大手電力と同じくらいの金額です。ただ、ポイント還元がたくさんあるので大手電力よりお得といえるでしょう。初期費用、解約金がかからないのも良い点です。ドコモユーザーでdカードGOLD会員なら「Green」プランでdポイント10%還元がありお得です。新規加入で2000P付与されます。
中国電力
広島に本社をおく大手電力会社です。電力自由化を機に首都圏にも進出しています。電気使用量が多い世帯向けプランの「ぐっとずっと。シンプルコース」がオススメです。昼間に家にいることが多い方など月々の電気使用量が400kWhを超える場合に安くなります。解約時の違約金は無しです。プラン自体が安いのはメリットですが、燃料費調整額に上限が無い点は注意が必要です。
サーラeエナジー
愛知や静岡を拠点としている中部ガスの新電力です。「基本プランA」がオススメです。ガス会社系ですので、ガスとのセット割引があります。サーラグループのガスと一緒に契約すると年間1,296円の割引があります。解約時の違約金は無しです。プラン自体が安いのはメリットですが、燃料費調整額に上限が無い点は注意が必要です。