アジア株は、中国、インド、台湾、韓国、東南アジアなど、成長力のある国や地域の企業に投資できる一方で、国ごとの景気、為替、政治情勢の影響を受けやすい投資先でもあります。「アジア株 投資信託」「アジア株 ETF」「アジア株 今後 見通し」などを比較する際は、単にランキングや短期チャートを見るだけでなく、どの国にどれだけ投資しているのか、手数料やリスクはどの程度かを確認することが大切です。本記事では、アジア株の基本、2026年の見通し、投資信託・ETFの選び方を初心者にもわかりやすく整理します。
この記事でわかること
- アジア株とは何か、どの国や地域が含まれるのか
- アジア株の2026年の見通しと注目ポイント
- 投資信託・ETF・アクティブファンドの違い
- メリット・デメリットと失敗しにくい選び方
アジア株とは?ひとことで言うと「アジア地域の企業に投資する株式」
アジア株とは、アジア地域に本社を置く企業や、アジア市場で事業を展開する企業の株式を指します。対象地域は商品によって異なりますが、一般的には中国、インド、台湾、韓国、香港、シンガポール、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナムなどが候補になります。
ただし、アジア株といっても「日本を含むもの」と「日本を除くもの」があります。海外ETFや投資信託では「アジア除く日本」「アジア・オセアニア株」「新興アジア株」など、似た名前でも投資対象が大きく違うことがあります。たとえば、アジアオセアニア株ではオーストラリアやニュージーランドが含まれる場合があり、東南アジア株ではインドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナムなどへの比重が高くなることがあります。
アジア株の構成国は商品ごとに違う
代表的な指数のひとつである「MSCI AC Asia ex Japan Index」は、日本を除くアジアの先進国・新興国の大型株・中型株を対象にしています。具体的には、中国、インド、台湾、韓国、香港、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイなどが含まれます。つまり、同じ「アジア株 チャート」を見ていても、参照している指数によって値動きの中身は変わります。
特に注意したいのは、アジア株ファンドの中には中国、台湾、韓国、インドの比率が高いものが多い点です。東南アジアの成長に期待して購入したつもりでも、実際の中身を見ると中国株や台湾の半導体関連株の影響が大きい、ということもあります。購入前には、月次レポートや目論見書で国別比率、業種別比率、上位組入銘柄を必ず確認しましょう。
「株アジア開発」と地域分散のアジア株は別物
「株アジア開発」という言葉で個別銘柄を連想する方もいますが、地域全体に分散投資するアジア株とは別物です。アジア開発キャピタル株式会社については、日本取引所グループが2023年3月に上場廃止等を決定し、2023年4月30日を上場廃止日と公表しています。個別株と地域分散型の投資信託・ETFは、リスクの性質がまったく異なります。
個別株は1社の業績や上場維持、財務、経営体制の影響を強く受けます。一方、アジア株投資信託やETFは複数国・複数企業に分散されます。ただし、分散されていても元本保証ではなく、株価下落や為替変動によって損失が出る可能性はあります。
