
「マイナアプリ」は、デジタル庁が現在提供している「マイナポータルアプリ」を刷新して提供する新しいアプリです。ログイン方法、iPhone・Androidの対応状況、マイナンバーカードが読み取りできない場合の対策、暗証番号を忘れた場合、機種変更、パソコンでの利用、保険証・確定申告・パスポート・運転免許との関係など、利用前に知っておきたいポイントをまとめました。特に重要なのは、2026年8月17日時点ではマイナアプリはまだ提供開始前で、デジタル庁は2026年8月25日の提供開始を予定しているという点です。

この記事の目次
- マイナアプリとは?いつから使えるのか
- ダウンロード・アップデート・ログイン方法
- iPhone・Android・パソコンの対応状況
- マイナンバーカードを読み取りできない場合の対策
- 暗証番号を忘れた場合とロック解除
- 機種変更時の引き継ぎ方法
- 危険性・デメリットと安全に使うための注意点
- 保険証・確定申告・パスポート・免許証でできること
- 困った場合の問い合わせ方法
【情報確認日:2026年8月17日】
本記事は、デジタル庁、マイナポータル、警察庁などの公式情報を確認したうえで作成しています。提供開始日や対応機種などは今後変更される可能性があるため、重要な手続きを行う際は最新の公式案内も確認してください。
マイナアプリとは?2026年8月25日から提供予定
マイナアプリは、デジタル庁が提供するスマートフォン向けアプリです。現在の「マイナポータルアプリ」の名称と機能を刷新し、2026年8月25日から提供開始予定と発表されています。
大きな変更点は、これまで別アプリとして提供されてきた「デジタル認証アプリ」の機能が統合されることです。行政サービスを利用するときのマイナンバーカードによる認証・署名と、マイナポータルを利用するための機能を、よりまとまった形で利用できるようになります。
ただし、「マイナポータル」という行政サービスそのものがなくなるわけではありません。マイナポータルは引き続き、行政手続きや本人情報の確認などを行うオンライン窓口として利用されます。マイナアプリは、そのマイナポータルや対応する行政・民間サービスで本人確認などを行うための重要な入口となります。
今すぐ「マイナアプリ」という名前のアプリを探してもよい?
2026年8月17日時点では提供開始前です。デジタル庁の公式案内では、提供開始は2026年8月25日予定となっています。
すでに「マイナポータルアプリ」を利用している場合は、提供開始後にアプリをアップデートすることでマイナアプリを利用できる予定です。既存利用者が別の新しいアプリを改めてダウンロードする必要はないと案内されています。
マイナアプリのダウンロードは無料?アップデート方法も確認
マイナポータルアプリはデジタル庁から無料で提供されており、マイナアプリもApp StoreまたはGoogle Playから提供される予定です。アプリ自体の利用料金とは別に、インターネット接続に伴う通信料などは利用環境に応じて発生します。
すでにマイナポータルアプリが入っている場合
2026年8月25日以降、App StoreまたはGoogle Playから現在のアプリをアップデートします。スマートフォンでアプリの自動更新を有効にしている場合でも、利用時にはアプリが最新版になっているか確認しておくと安心です。
初めて利用する場合
提供開始後、App StoreまたはGoogle Playでデジタル庁が提供する正規アプリを確認してインストールします。デジタル庁は、マイナアプリを安全に利用するため、初回にマイナンバーカードを使った利用登録を行う仕組みを案内しています。
また、新しいマイナアプリでは第三者による不正利用を防ぐため、スマートフォンのPIN、パスコード、顔認証、指紋認証などの端末ロック設定が必須とされています。スマートフォン自体にロックを設定していない場合は、利用開始前に設定しておきましょう。
マイナアプリの使い方・ログイン方法
マイナポータルへの通常のログインでは、IDを新しく作成して覚える方式ではありません。実物のマイナンバーカードを利用する場合、基本的にはカードに設定されている利用者証明用電子証明書の数字4桁の暗証番号を入力し、カードをスマートフォンで読み取って本人確認を行います。
スマートフォンのマイナンバーカードを設定済みの場合は、対応サービスで実物のカードを毎回取り出さずに利用できる場面もあります。
基本的なログインの流れ
- マイナポータルまたは対象サービスを開く
- ログインを選択する
- 画面の案内に従いマイナアプリを起動する
- 必要な暗証番号を入力する
- 実物のマイナンバーカード、または対応するスマートフォンのマイナンバーカードで本人確認する
- 認証完了後、マイナポータルなどに戻る
利用する手続きによって、必要になる暗証番号や認証方法は異なります。「いつも4桁だけ」とは限らないため、画面に表示された暗証番号の種類を確認することが重要です。
マイナアプリのiPhone設定と対応機種
ここでは、「マイナアプリ自体が動くiPhone」と「iPhoneのマイナンバーカードを利用できるiPhone」は条件が異なることに注意してください。
2026年8月6日時点のマイナポータル公式案内では、マイナポータルアプリはiOS 16.4以上を搭載したiPhone 8以降が対応対象です。
一方、Appleウォレットに「iPhoneのマイナンバーカード」を追加して利用する機能は、公式FAQでiPhone XS以降かつiOS 18.5以上と案内されています。
iPhoneのマイナンバーカードを設定すると何が変わる?
対応するiPhoneでは、実物のマイナンバーカードを使って本人確認を行ったあと、新しい暗証番号・パスワードを設定し、Appleウォレットにマイナンバーカードを追加できます。
なお、iPhoneへ追加したからといって、実物のマイナンバーカードが使えなくなるわけではありません。実物のカードも引き続き利用できます。
Androidでマイナアプリを使う場合
Androidは端末ごとに対応状況が異なります。デジタル庁・マイナポータルでは対応機種一覧を公開しており、機種名や型番単位で確認できます。
さらに、Androidで「スマホ用電子証明書」をスマートフォン本体に搭載する場合は、単にマイナアプリが動作するかだけでなく、スマホ用電子証明書への対応状況も確認する必要があります。
機種が対応一覧に掲載されていても、OS、Google Playシステム、セキュリティアップデートなどが古いと正常に利用できない場合があります。アプリだけでなく端末側も最新状態にしておくことが大切です。
マイナアプリはパソコンでも使える?
マイナアプリそのものはスマートフォン向けですが、マイナポータルはパソコンからも利用できます。
パソコンでマイナポータルへログインする代表的な方法には、対応するICカードリーダライタを使ってマイナンバーカードを読み取る方法と、パソコン画面に表示された二次元コードをスマートフォンで読み取って認証する方法があります。
そのため、「パソコンではマイナポータルを一切利用できない」ということではありません。パソコンで画面操作を行い、本人認証の部分でスマートフォンを使うこともできます。
なお、マイナポータル公式FAQでは、マイナポータルアプリ自体はタブレット端末やスマートウォッチでは利用できないと案内されています。利用環境の条件は変更される場合があるため、端末購入前には公式の動作環境を確認してください。
カードが読み取れないからと何度も暗証番号を入力すると、別の問題につながることがあります。読み取りのコツと暗証番号ロックの仕組みは次のページで詳しく解説します。





